1963年02月05日のリトル・ウォルター(Little Walter)

1963年02月05日
リトル・ウォルターはバディ・ガイ、ジャック・マイヤーズらをバックにシカゴでレコーディング、4曲を吹き込みました。

Little Walter (Marion Walter Jacobs); 1930.05.01 - 1968.02.15.

 画像は[HIP-O Select B0012636-02]から

1963.02.05. Chicago

LITTLE WALTER [vocal/harp]
JARRETT GIBSON [tenor sax], DONALD HANKINS [bass sax], BILLY EMERSON [ORGAN/PIANO], BUDDY GUY [guitar], JACK MEYERS [bass], AL DUNCAN [drums]

12168　UP THE LINE [Single; Checker1043]
12169　I'M A BUSINESS MAN [Single; Checker1081]
12170　DEAD PRESIDENTS [Single; Checker1081]
12171　SOUTHERN FEELING [Single; Checker1043]

この日の4曲は2枚のシングル盤として発売されました。
1960年代の録音はまとめて聴くことが出来るようなCDはなく、全曲集に頼らざるを得ません。

1992年に英国Charly Recordsから発売された4枚組CD"The Chess Years 1952-1963" [CD RED BOX 5]

 "Charly CD RED BOX 5"

 2009年に米国HIP-O Selectから限定発売された5枚組CD"The complete Chess Masters (1950-1967)" [HIP-O Select B0012636-02]があります。

 

 "HIP-O Select"

HIP-O Selectの5枚組がおすすめですが、あまり中古市場に出てきません。

録音データなどはCDのブックレットなどを参考にしました。
参考資料自体の誤り、入力ミスなどがある場合があることをご了承下さい。

1958年02月04日のファッツ・ドミノ (Fats Domino)

1958年02月04日
ファッツ・ドミノはハリウッドのスタジオで2曲を録音しました。

 "FATS DOMINO / Cookin' with FATS" [Toshiba EMI LLR-9347B] 2LP

1958.02.04.  Master Recorders, 535 North Fairfax Avenue, Hollywood, California
FATS DOMINO
ANTONIO 'FATS' DOMINO [vocal/piano], WILLIE JONES [guitar], JAMES 'Jimmie' DAVIS [bass], CORNELIUS 'Tenoo' COLEMAN [drums], WENDELL DUCONGE(EMMETT FORTHER)[alto sax], HERBERT 'Herb' HARDESTY[tenor sax], ROBERT 'Buddy' HAGANS [tenor sax], CLARENCE FORD [baritone sax]

IM1484 SICK AND TIRED [single;Imperial5515]
IM1485 NO, NO [single;Imperial5515]

この2曲のカップリングでシングル盤として発売され(A面の『SICK AND TIRED』は1957年のChris Kenner(クリス・ケナー)の同名曲のカバー)、ビルボードのR&Bチャートで最高14位のスマッシュ・ヒットとなりました。

画像はImperial録音から選曲された2枚組LP"Cookin' with FATS" United Artists Records UA-LA122-F2(release;1973.)の日本盤(東芝EMI株式会社LLR-9347B)です。ファッツ・ドミノのヒット曲としては地味目の選曲です。『SICK AND TIRED』が収録されています。
裏はこんな感じ。

ゲイト・スリーヴなので開くとこんな感じ(実際は真ん中に背表紙の部分が来るのですが省略して加工しています。)で好きなジャケットのひとつです。

Imperial(インペリアル)レーベル時代のFats Domino(ファッツ・ドミノ)の録音のほとんどは、1993年に発売されたドイツのBear Family Recordsから発売された8枚組CD"FATS DOMINO / OUT OF NEW OREANS" [BCD15541-HI] に収録されています。

      "FATS DOMINO / OUT OF NEW OREANS" [Bear Family RecordsBCD15541-HI]

録音データなどはCDのブックレットなどを参考にしました。
参考資料自体の誤り、入力ミスなどがある場合があることをご了承下さい。

1955年02月03日のマディ・ウォーターズ (Muddy Waters)

1955年02月03日
マディ・ウォーターズはシカゴで4曲を録音しました。1曲については別テイクもCD化されています。

 CHESS 1596   I WANT TO BE LOVED

1955.02.03. Chicago

MUDDY WATERS [vocal/guitar]
LITTLE WALTER [harp], JIMMY ROGERS [guitar], OTIS SPANN [piano], WILLIE DIXON [bass], FRANCIS CLAY [drums], unknown guitar on "My Eyes"

U7783   THIS PAIN   [single; unreleased]
U7784   YOUNG FASHION WAYS   [single; Chess 1602]
U7785   I WANT TO BE LOVED   [single; Chess 1596]
              I WANT TO BE LOVED   [alternate take]
U7797   MY EYES (Keep Me In Trouble)   [single; Chess 1596]

 CHESS 1596   MY EYES (Keep Me In Trouble)

シングル盤では発売されなかった"THIS PAIN"は日本のP-Vineが1985年に発売した11枚組LP「マディ・ウォーターズ　ザ・チェス・ボックス」(1985年04月10日発売P-VINE SPECIAL PLP-6040/50)で世界初？復刻されました。

 "P-VINE PLP-6040/50"

その後、1992年に英国Charly Recordsから発売された9枚組CD"The Complete Muddy Waters 1947-1967"(Charly Records Limited CD RED BOX 3)でCD化されています。

 "Charly CD RED BOX 3"

どちらも"I WANT TO BE LOVED"の別テイク以外の4曲を収録しています。

"I WANT TO BE LOVED"の別テイクですが、2004年にHIP-O Select限定で発売された"Hoochi Coochi Man ; The Complete Chess Masters Volume 2, 1952-1958"[CHESS/HIP-O Select B0002758-02]にシングル・テイクとして収録されているテイクが実は別テイクです。

 "HIP-O Select"

録音データなどはCDのブックレットなどを参考にしました。
参考資料自体の誤り、入力ミスなどがある場合があることをご了承下さい。

1942年02月02日のキャブ・キャロウェイ (Cab Calloway)

1942年02月02日
キャブ・キャロウェイと彼の楽団は、シカゴのスタジオで5曲を録音しました。
「ミニー・ザ・ムーチャー」は1931年、1933年に続き3度目のスタジオ録音になるでしょうか？
イラスト・ジャケットが有名なEPIC盤(日本盤CD EPIC/SONY 25･8P-5117)に収録された「ミニー・ザ・ムーチャー」はこの日の録音です。

 "Cab Calloway"日本盤CD EPIC/SONY 25･8P-5117 (1988年発売)

1942.02.02. Chicago

CAB CALLOWAY AND HIS ORCHESTRA
CAB CALLOWAY [vocal/director], JONAH JONES, RUSSELL SMITH, SHAD COLLINS, LAMAR WRIGHT [trumpet], TYREE GLENN [trombone/vibes], QUENTIN JACKSON, KEG JOHNSON [trombone], HILTON JEFFERSON, J. CHABAMA, ANDREW BROWN, TED McRAE, WALTER THOMAS [reeds], BENNIE PAYNE [piano], DANNY BARKER [guitar], MILTON HINTON[bass], COZY COLE [drums], THE CABALIERS [vocal group]

(1) C-4179-1 I WANT TO ROCK [Okeh 6616]
(2) C-4180-1 WHAT'S BUZZIN', COUSIN ? [Okeh unissued]
(3) C-4181-1 I'LL BE AROUND [Okeh 6617]
(4) C-4182-1 'TAIN'T NO GOOD [Okeh 6616]
(5) C-4183-1 MINNIE THE MOOCHER [Okeh 6634]

説明のために便宜 (数字)をあたまにふりました。
(2)"WHAT'S BUZZIN', COUSIN ?"がSP盤としては未発売でしたが、1994年発売の"ARE YOU HEP TO THE JIVE ?"[米盤COLUMBIA/LEGACY CK57645、日本盤 ソニーミュージックSRCS 7538]に収録されました。
この盤には(1)(2)(5)の3曲が収録されています。

 "ARE YOU HEP TO THE JIVE ?"

2000年にCD化された"Hi De Ho Man"[米盤COLUMBIA COL501650 2、日本盤 ソニーミュージックSRCS 9622]には(1)(3)(5)の3曲が収録されています。

 "HI DE HO MAN"

ドイツのMembran Music Ltd. という会社から2005年に発売された怪しげな4枚組CD"The Scat Man" [222415-444]にはSP盤で発売された(1)(3)(4)(5)の4曲が収録されています。

  "THE SCAT SONG"

録音データなどはCDのブックレットなどを参考にしました。
参考資料自体の誤り、入力ミスなどがある場合があることをご了承下さい。

1934年02月01日のチャーリー・パットン

1934年02月01日
チャーリー・パットンはニューヨークで公私ともに最後のパートナーとなった女性バーサ・リーとレコーディング。
Charley Patton (1891?-1934.04.28.)
Bertha Lee (1902.06.17.-1975.05.10.)
1月30日からはじまった3日間のレコーディング・セッションの最終日であり、結果的に記録に残された彼の録音日となってしまいました。
2001年の時点でこの3日間のセッションの未発売曲は見つかっていないようですが、発売された曲はすべてCD化されています。
1997年出版の「"BLUES AND GOSPEL RECORDS 1890-1943" 4th edition」によれば、2月1日には8曲を録音し、3曲が発売されたとしています。

1934.02.01. New York City 
CHARLEY PATTON [vocal,guitar], BERTHA LEE [vocal]
14752-1 Patton and Lee / TROUBLED 'BOUT MY MOTHER
14753-   Patton and Lee / GOD'S WORD WILL NEVER PASS AWAY
14754-   Charlie Patton / BED BUGS AND SNAKES
14755-   Charlie Patton / THE DELTA MURDER
14756-   Patton and Lee / WHISKEY DISTILLERY
14757-1 Charlie Patton / POOR ME
14758-1 Charlie Patton / HANG IT ON THE WALL
14759-   Charlie Patton / MOVE YOUR TRUNK
赤字が発売曲

Vocalionレーベルでのアーチスト名の綴りは"CHARLEY"ではなく"CHARLIE"で統一されているようです。 

Vocalion 02651　Charlie Patton　POOR ME / 34 BLUES

Vocalion 02904　Patton and Lee　OH DEATH / TROUBLED 'BOUT MY MOTHER

Vocalion 02931　Charlie Patton　HANG IT ON THE WALL / REVENUE MAN BLUES

＊レーベル画像は7枚組CDセットREVENANT ALBUM No.212から

SP盤アルバムを模した作りの7枚組CDセット"Screamin' and Hollerin' the Blues" by Charley Patton [REVENANT ALBUM No.212] (2001年発売)

内側

外箱

参考資料自体の誤り、入力ミスなどがある場合があることをご了承下さい。

1965年01月31日のチャック・ベリー

1965年01月31日
チャック・ベリーはロンドン公演中パイ・レコードのスタジオで1月9日と1月31日の2回レコーディングを行いましたが、1月31日には3曲を録音しています。

1965.01.31. London, England 
CHUCK BERRY
CHUCK BERRY[vocal,guitar], PETER JOHN HOGMAN[harmonica on "I GOT A BOOKING"], BOB SCRIVENS[piano], JEFF KRIVET[guitar], LOUIS CENNAMO[bass], BRIAN DAVID 'CHICK' KATTENHORN[drums]

MY LITTLE LOVE LIGHT
I GOT A BOOKING
ST. LOUIS BLUES

録音データは収録盤によって齟齬があるため、HIP-OのCDのブックレットの記載を採用しました。

この3曲はアルバムCHESS LP 1495 "Chuck Berry in London"に収録されました。
このアルバムは2010年には5曲のボーナス・トラックを加え紙ジャケ仕様でCD化されています(ユニバーサル ミュージックUICY-94632[2010.09.29.発売])。

ユニバーサル ミュージックUICY-94632"Chck Berry in London" 2010.09.29.発売

また、2009年にHIP-O Select限定で発売された4枚組CD"You Never Can Tell : His Complete Chess Recordings 1960-1966"[HIP-O Select B0012465-02 (Geffen/Universal Music Company)]にも収録されています。

HIP-O Select B0012465-02"You Never Can Tell : His Complete Chess Recordings 1960-1966" 4CD (2009.)

参考資料自体の誤り、入力ミスなどがある場合があることをご了承下さい。

1964年01月30日のサム・クック

1964年01月30日
サム・クックはハリウッドのRCAスタジオでフル・オーケストラをバックに3曲を録音しました。

LP"AIN'T THAT GOOD NEWS"[ビクター音楽産業株式会社　RPL-2149] (1986.04.21.新譜)

1964.01.30. 
SAM COOKE
    at RCA Studio, Hollywood, California

A CHANGE IS GONNA COME
FALLING IN LOVE
SITTIN' IN THE SUN

この3曲は同年発売されるアルバム"AIN'T THAT GOOD NEWS"のB面に収録されることになります。

 CD[Universal Muisc UICY-7043 (ABKCO Records 06024980077078)](2003.)

このアルバム、日本ではB面の曲を差し替えた形で発売されており、オリジナルのフォーマットで発売されたのは1986年4月21日新譜(ビクター音楽産業株式会社　RPL-2149)が初のようです。
参考に1975年に発売された盤(RVC株式会社 RCA-6274)のB面の曲順は以下のとおりです。
B-1: ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム
B-2: ツイストで踊りあかそう
B-3: パーティを開こう
B-4: ブリング・イット・オン・ホーム・トゥ・ミー
B-5: ワンダフル・ワールド
B-6: リドル・ソング

録音データなどはCDのブックレットなどを参考にしました。
参考資料自体の誤り、入力ミスなどがある場合があることをご了承下さい。